本記事では、C言語のプログラムを書くために守るべきルールをご紹介しています。
その5つのルールとは…?
C言語のプログラムって、どうやって書いたらいいの…?
C言語ってクセが強いから、プログラムを書くのが大変ですよね。
私もC言語の勉強をはじめた頃は、とても苦労した記憶があります。
プログラムのサンプルを見ても、いまいちルールがわからないんです…
たしかにC言語のルールって分かりづらいですよね…
一見、複雑なルールがありそうに思えるC言語ですが、実はシンプルなルールしかありません。
本記事では、そのC言語の基本的なルールをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
基本的なルールを知っておけば、少しずつプログラムを書けるようになりますよ!
早く知りたいです!
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C言語の書き方の基本的なルール

C言語はフリーフォーマットという制度を採用しているプログラミング言語です。
フリーフォーマットとは、最低限のルールを守れば好き放題に書いていいという制度のこと。
そのため、次の5つのルールを知っておけばC言語のプログラムを書き始めることができるのです。
- トークンが分かるように並べる
- 関数を必ず作る
- 処理の終わりに『;』をつける
- コメントは『/**/』を使う
- 使えない単語がある
5つも覚えられるでしょうか…?
簡単なルールなので大丈夫だと思いますよ!
ルール①トークンが分かるように並べる

1つ目のルールは『トークンが分かるように並べる』というルールです。
ここで言うトークンとは「program」のように意味が通じる『英単語や記号の最小単位』のことを意味しています。
ソースプログラムの「最小の字句的な単位」となるトークンに着目した。
引用:情報知識学会誌2021-タイピングによるプログラミング学習のためのソースコード提示に関する―検討
英単語や記号を分かるようにならべるだけで、C言語のプログラムを作ることができるのです。
では、例として何もしないプログラムを見てみましょう。
int main(void){
return 0;
}
このプログラムには、次の10個のトークンで構成されています。
『int』『main』『(』『void』『)』『{』『return』『0』『;』『}』
このようなトークンを識別できるように並べれば、プログラムとして認識されるのです。
識別できるようにですか?
はい。トークンの間を半角スペースで区切っていくのです。
トークンを並べる際は半角スペースで区切っていくのが基本的なルールになります。
というのも、スペースで区切らないとコンピュータがトークンを認識できないからです。
『intmain』と書いてしまうと『int』と『main』を区別することができないんですよ。
あれ?でもカッコとvoidの間にはスペースがありませんよね?
はい。記号の場合は問題ありません。
先ほどトークンを識別するためにはの半角スペースが必要であると説明しました。
ですが、基本的にスペースが必要なのは英数字のトークンだけなのです。
コンピュータは英数字と記号を『明らかに異なるもの』と認識するので、スペースがなくても記号はトークンとして認識されるのです。
しかし、アンダーバーは例外ですので気を付けてください。
アンダーバーは単語を繋げる際に使用する記号なので、トークンとして認識されません。
『ice_cream』のように、アンダーバーを使えば複数の単語をつなげて1つのトークンとすることができますよ。
ルール②関数を必ず作る

2つ目のルールは関数が必要なことです。
関数とは『int main(void){…}』の部分のことで、処理のひとかたまりを意味しています。
たとえば、年齢を算出したいプログラムを書きたい場合は、…の部分に次のような処理を書けばいいのです。
- 生年月日を読み込む処理
- 今日の日付を確認する処理
- 年齢を計算する処理
- 年齢を表示する処理
このような一連の処理を{}のなかに書くことで、年齢を算出する機能を持つ関数を作ることができるのです。
そして関数を組み合わせていくことで、たくさんの機能を持つプログラムを作ることができます。
関数を書くときは次のような書き方をする必要があります。
型式 関数名(引数){ 処理 }
例を挙げるとするなら『int main(void){…}』や『int sum(int a,int b){…}』のようなイメージです。
基本的に関数名には自由な名前をつけることができます。
ただ、C言語のプログラムにはmainという関数が必須なので、main関数を作ったうえでオリジナルの関数を作りましょう。
なお、これらの詳しい説明は『おまじないの解説』に書きましたので、そちらの記事をご確認ください。
ルール③処理の終わりに『;』をつけること

3つめのルールは『処理の終わりに;をつけること』です。
先ほど関数の{}の中に処理のコードを書いていくとご説明しました。
しかし、トークンと同じで処理の区切りも明確にしておかなければいけないのです。
トークンの区切りには半角スペースでしたが、処理の区切りにはセミコロン『;』を使用します。
基本的な使い方としては、return 0;のように1行の処理が終わったときにセミコロンを記入するというイメージでいいでしょう。
1つの処理が2行以上になってしまっても、きちんと区切りの部分にセミコロンを入力すればOKです。
ルール④『/**/』はコメントになる

4つめは『/**/はコメントになる』というルールです。
あなたには文章や発表資料で『※』を使って補足説明をしたことはありませんか?
プログラムも同じで、長いプログラムを書いていくと途中で補足説明をしたくなるときが必ずあります。
その際に、C言語にあるコメント機能を使うのです。
C言語のコメント機能は『/**/』を記入することで発動します。
『/*あああ*/』のように書けば、プログラムの動作に全く影響を与えないコード『あああ』を書くことができるのです。
コードを書くときには他の人が分かりやすいように、動作の流れやコードの意図を積極的にコメントに記載するようにしましょう。
ルール⑤使えない言葉があること

最後のルールは『名前に使ってはいけない言葉がある』ということです。
名前に使えない言葉は『予約語』と呼ばれ、すでにC言語で使われている言葉になります。
- auto
- break
- case
- char
- const
- continue
- default
- do
- double
- else
- enum
- extern
- float
- for
- goto
- if
- int
- long
- register
- return
- signed
- sizeof
- short
- static
- struct
- switch
- typedef
- union
- unsigned
- void
- colatile
- while
これらの予約語には既に特別な意味が与えられているので、名前に使うことができないのです。
まとめ

以上が知っておきたいC言語の5つのルールになります。
これらのルールを知っておけば、C言語でプログラムを書き始めることができるでしょう。
あとは、プログラムを書きながら構造体やポインタなどの仕組みを学んでいけば、どんどんプログラムを書けるようになりますよ。
